ヘナ NO.3 / ヘナ+木藍 / 茶

地肌や髪へのダメージが気になる人に
植物100%のナチュラルな白髪染め
ヘナはインドなど古くから髪染めやボディペイント等に使われていたハーブです。ヘナの魅力は大きく2つ。1つ目は、化学染料を使用せず、白髪を自然素材100%のみで染められること。2つ目は、髪染めをする度に得られるトリートメント効果です。ヘナのトリートメント効果ではハリ、コシ、ツヤが実感でき、髪がまとまりながらも得られるボリューム感と艶感は、使った方に喜ばれるヘナの大きな魅力の1つです。ヘナが持つ収れん作用が髪をおおっているうろこ状のキューティクルを引き締め、髪の毛の潤いを保ち、摩擦をやわらげます。また、頭皮に優しく、毛穴の余分な皮脂を取り除くことで健やかな地肌を保ち頭皮ケアの効果もあります。ヘナは、白髪染めとしてだけでなく、トリートメントとしても優れた植物なのが最大の特徴です。

ヘナはこんな人に使って欲しい
白髪染めはしたいけど髪へのダメージや染める事で身体や頭皮への負担が気になる方、今後数十年髪染めをすると考えるとなるべく身体に優しい物で染めたいと考えている方にはヘナはぴったりです。
- 化学染料が合わず白髪染めをあきらめていた方
- 髪染めの刺激が苦手な方
- 髪へのダメージなく白髪染めをされたい方
- 髪染めをしながら髪や頭皮を健やかにしたい方
- 髪染めでツヤやハリなどのトリートメント効果を期待される
- 化学染料で髪染めをされたくない方
- 保存料、着色料不使用の物で染められたい方
- 白髪を明るい茶から暗い黒茶の幅で染められたい方


白髪が自然な茶に染まる
トリートメント効果の高いレシピ。
藍色の染料として長い歴史を持つ木藍(もくらん)。植物の髪染めとして近年注目されています。「ヘナ+木藍 茶」は木藍と7種のハーブをヘナに配合したオリジナルレシピ。自然素材の白髪染めに。トリートメントにも。白髪を明るすぎず、暗すぎず、自然な茶の色に染め、同時にトリートメント効果を楽しめます。
全成分:ヘンナ(ヘナ)、ナンバンアイ葉(木藍)、アンマロク果実(アムラ)、アカシアコンシナ果実(シカカイ)、タカサブロウ葉(バアリンラジ)、セイタカミロバラン(バヘダ)、アセンヤクノキガム(カッチャ)、ブッソウゲ花(ハイビスカス)、カンゾウ根(リコリス)
容 量:100g
付属品:取扱説明書、手袋(PE製)
製 造:インド
販売元:日本(ナイアード)



1,650円(本体価格1,500円)


注意事項

染めるたびに髪・頭皮が元気になる
植物100%だけで白髪を染められるということと同時に得られるツヤやハリのトリートメント効果は、ヘナならではの大きなメリットだと言えます。また、植物のみのヘナは、頭皮からヘナのペーストを塗ることができるため、一番気になる根元の白髪にしっかり色が入るだけでなく、頭皮の余分な皮脂や汚れも取り除き、頭皮をきれいにしてくれます。美容室で「髪質を褒められるようになった」というお声もいただくほど、染めるたびに髪が健やかになるのが実感できます。
ヘナは毎日使用しても髪や頭皮に問題がないので、色をさらに濃くしたい場合や染め直したい場合も間隔を気にすることなく使えます。一般的な化学染料の染毛剤は髪を染めると、髪が傷み、だんだん毛が細くなるというイメージを持つ方もいると思いますが髪染めの常識をひっくり返してくれるのがヘナの白髪染めです。
また、植物100%のため、髪染めの中でも身体への負担が少なく、アレルギー症状が出る方も稀です。

ヘナが染まるメカニズム
ヘナの葉には、赤色色素のローソン(lawsone)が含まれており、タンパク質に絡みつき色を付けます。髪の毛の主成分は、ケラチンタンパク質でできており、ヘナで白髪染めをすると白髪の部分にヘナ本来の色である赤茶の色が入り染まります。
一方で、黒髪の部分はほとんど色の変化はありません。なぜならヘナには脱色作用がないため、黒髪の色を大きく変えることはありません。実際は、黒髪も白髪と同様ヘナの色に染まっていますが黒は色の世界で一番強い色のため大きな変化はわかりません。また、カラーリングで髪色を明るくしている髪にヘナを使うと、ヘナの赤茶の色が重なり色合いが変化します。

良質なヘナとは
良質なヘナや藍(インディゴ)とは、葉に多くの色素を保ち、濃くしっかり白髪を染め上げられることです。 その条件には、しっかり育った葉を収穫し、良い状態のまま水分を飛ばし乾燥させることで、水分による劣化を無くした原材料が良質なヘナや藍(インディゴ)の条件になります。
植物100%のヘナシリーズの白髪染めは、植物の乾燥「葉」を粉砕しただけの非常にシンプルな商品のため、「原材料=品質」となり、素材の良し悪しがそのまま商品の品質にダイレクトにあらわれます。
良質なヘナをお届けするために、北インドのラジャスターン州で秋のみに収穫されるヘナを使用するようにしています。また、ヘナの良し悪しは、乾燥状態にも大きく作用します。良い葉を収穫しても乾燥状態が悪ければ劣化の原因にもなります。また、粉砕後の粉の状態から粉砕前の素材の良し悪しを見極めることは非常に難しいため、粉砕する前の「乾燥葉」の品質を確認することを大切にしています。
良質な藍(木藍)をお届けするために、南インドのタミル・ナドゥ州の契約農家で木藍(インディゴ)の栽培をしています。木藍(インディゴ)は一年草のため毎年種を撒き、最低でも年2回の収穫ができますが一番しっかり育った1回目の「葉」だけを乾燥させ、収穫し使用しています。藍(インディゴ)はヘナよりも水分に弱く、藍の葉に含まれている水分でも劣化を起こすため、収穫してすぐに乾燥場で水分を飛ばし、葉をしっかりと乾燥させます。こうしてできた原材料のヘナや藍(インディゴ)は濃く、しっかりとした色に白髪を染め上げます。
ナイアードではヘナ開発当初の1997年からハーブに精通している現地インドナイアードスタッフと共に品質管理を行い、収穫時期や製造時期には現地に日本からも赴き品質の確認に努めています。

ヘナシリーズで使われいる素材
ヘナ(ヘンナ)
学名:Lawsonia inermis、別名:指甲花(シコウカ)、ツマクレナイノキ
利用部位:日干しした葉
ミソハギ科。成長すると木の高さは3~6mの低木で、葉は先の尖った、長さ3cm、幅1.5cmほどの楕円形です。髪染めとして使う場合、大きく育ちすぎてしまうと染色力が落ちるため100cm程に育った状態で収穫します。 葉に赤色色素のローソン(lawsone)を含み、古くから髪染め、ボディペイントに使われてきました。また、収れん効果で髪に艶、ハリ、コシを与え、生え際ふんわりボリュームのある仕上がりに。
木藍(ナンバンアイ)
学名:Indigofera tinctoria、別名:キアイ、ナンバンアイ、インド藍
利用部位:日干しした葉
マメ科。常緑の小低木。原産はインドまたは東南アジアと言われています。藍染めの原材料としてローマ時代からヨーロッパの人々に珍重されました。アーユルヴェーダでは、白髪を防ぐヘアオイルの材料として使われてきました。木藍の藍色で、ヘナの赤みを抑え落ち着いた黒茶に仕上げます。
アムラ(アンマロク)
学名:Emblica officinalis、別名:アンマロク、油柑
利用部位:日干しした果実
トウダイグサ科。樹高3m程、細かな楕円形の葉をつけた枝はネムの木にも似ています。直径2-3センチの果実は、ビタミンC、酸類を含み食用にもされます。髪に艶を与えます。アーユルヴェーダでは、万能なハーブとしてよく登場し、バヘダと一緒に三大果実(トリファラ)に数えられます。
シカカイ(アカシアコンシナ)
学名:Acacia concinna、別名:ネムカズラ
利用部位:果実
マメ科。刺のある低木で、サポニンが多く含まれており、頭皮の汚れをおとします。アーユルヴェーダに用いられてきた他、東南アジア、南アジアでは、つい最近までシャンプーとして用いられていました。
バアリンラジ(タカサブロウ)
学名:Eclipta prostrata、別名:タカサブロウ
利用部位:植物全体
キク科。高さ60cm程、湿地を好み地面を覆うように繁殖する1年草です。熱帯、亜熱帯にかけて世界各地に広く分布します。止血剤、染料、強壮剤等に用いられました。アーユルヴェーダでは、ケシュ(髪)ラージ(王)とも呼ばれ、ヘアケアレシピの材料として使われてきました。髪を健やかに保ちます。
バヘダ(セイタカミロバラン)
学名:Terminalia bellirica、別名:セイタカミロバラン
利用部位:熟した果実を乾燥させたもの
シクンシ科。大きさ3~4cmの果実を利用します。タンニンを多く含み、薬としての他、染料やなめし剤として用いられました。収れん作用があり、髪に艶を与えます。
カッチャ(アセンヤクノキ)
学名:Acacia catechu、別名:アカシアカテキュー、阿仙薬
利用部位:木の心材を水で煮出してエキスを固めたもの。
マメ科。小高木で樹齢20年以上の木はその芯部にタンニン類を多く含みます。髪に対して収れん作用があります。
ハイビスカス(ブッソウゲ)
学名:Hibiscus rosa-sinensis、別名:仏桑華
利用部位:地下茎
アオイ科。高さ2~5mに達する亜熱帯低木、沖縄・ハワイ・東南アジア・南アジアに広く分布しています。花は直径5~20cmで、ラッパ状に開きます。コンディショニング効果があり、天然リンスとしてよく使われています。乾燥した頭皮に潤いを与え、髪をしなやかにする効果もあります。
リコリス(カンゾウ)
学名:Glycyrrhiza glabra、別名:スペインカンゾウ、ツルカンゾウ
利用部位:地下茎
マメ科。ヨーロッパ南部からアフガニスタン、中国西部山地に分布していて、または栽培されています。髪を健やかにします。根から抽出液は薬用や甘味付けに利用される。アーユルヴェーダでは、「ヤシュティ」または「ヤシュティマドゥ」とよばれ、白髪予防のヘアオイルの材料として使われました。