カンホアの塩
1.原料は海水100%
きれいなベトナム・カンホアの海水だけが原料です。海水を濃縮して得られる様々な成分だけで調えられた味の塩です。
2.天日だけで作る塩
海水から完成までおよそ2〜3ヶ月。人工的な加熱をせず、天日だけでゆっくりと塩を結晶させます。ソーラーパネルさえ使わず、太陽光エネルギーと自然風だけで作った天日塩。また収穫後も天日に干して乾かしています。
3.独自の天日製法
カンホアの塩独特の深く豊かな味わいは、天日製法といっても独自の方法だから。海水全体の様々な成分の様々な味を、(複合的に)織りなすことで、まるで海のような、深く豊かな味を作り出しています。
天日塩の『石臼挽き』の意味
『石臼挽き』と聞くと「小麦粉や蕎麦粉のようだけど、塩も石臼で挽くといいの?」とときどき聞かれます。粉の類と理由は違いますが、天日塩の石臼挽きもその成分・味を決めるひとつの大事な要素となります。
まず(天日製法で作られた)天日塩は、(釜焚き製法で作られた)釜焚き塩に比べ、結晶の粒が大きい。それは、天日製法の方が低温で時間がかかっているため。その長い時間の分、結晶の粒が育って大きくなるのです。逆に、高温の釜焚き製法では、短い時間に結晶の粒が一気に出来上がるため、結晶の粒は小さくなります。
粒の大きな天日塩を細かくする(石臼挽きではない)一般的な方法では、上記のような釜焚き製法の特性を使います。天日塩を釜(平釜)の中でいったん溶かし、焚き直して、釜焚き製法のような小さい粒に再結晶させることで、細かくします。「せっかく出来上がった天日塩を溶かして焚き直すなんて」と思われるかも知れませんが、その釜にはほとんど飽和状態の塩水が入っているため、一瞬溶けた後すぐに細かな粒ができてきます。ですから「一度に大量の粒を細かくする」という点では、少量ずつ石臼で挽くより断然効率的なのです。しかし、一度溶かすと、溶けやすいニガリ成分(マグネシウムなど)が落ち、成分・味は変わります。
カンホアの塩は天日だけで調えた成分・味をそのままお届けするために、石臼で挽いて細かくしているのです。
100gあたり | 食塩 | 並塩 | 精製塩 | カンホアの塩 【石臼挽き】 |
---|---|---|---|---|
水分 | 0.1g | 1.8g | 0 | 6.2g |
ナトリウム | 39g | 38g | 39g | 33.76g |
カリウム | 100mg | 160mg | 2mg | 250mg |
カルシウム | 22mg | 55mg | 0 | 620mg |
マグネシウム | 18mg | 73mg | 87mg | 780mg |
(NaCl相当) | 99.1g | 96.5g | 99.1g | 85.82g |
原材料名 | 海水(日本) | 海水(日本) | 天日塩(メキシコ) 炭酸マグネシウム |
海水 (ベトナム・カンホア) |
(製造)工程 | イオン膜 立釜 乾燥 |
イオン膜 立釜 |
溶解 立釜 乾燥 混合 |
天日 粉砕 |
栄養表示成分100gあたり
【石臼挽き】 | 【結晶そのまま】 | 【石窯:焼き塩】 | |
熱量 | 0kcal | 0kcal | 0kcal |
たんぱく質 | 0g | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g | 0g |
炭水化物 | 0g | 0g | 0g |
マグネシウム | 780mg | 780mg | 830mg |
カルシウム | 620mg | 620mg | 660mg |
カリウム | 250mg | 250mg | 26mg |
食塩相当量 | 85.82g | 85.82g | 90.49g |
製造方法
石臼挽き | 結晶のまま | 石釜焼き塩 | |
---|---|---|---|
原材料名 | 海水(ベトナム・カンホア) | 海水(ベトナム・カンホア) | 海水(ベトナム・カンホア) |
工程 | 天日、粉砕 | 天日 | 天日、粉砕、高温焼成 |
解説 | 海水だけを原料に、天日だけで塩を結晶させ、石臼で挽き、それをさらに天日に干しています。 | 海水だけを原料に、天日だけで塩を結晶させ、それをさらに天日に干しています。 | 海水だけを原料に、天日だけで塩を結晶させ、石臼で挽き、高温で焼いています。 |
左:【石臼挽き】の粒 右:結晶のまま
(ほぼ実物大)
カンホアの塩 石臼引き 500g
一番溶けやすく、最も使用範囲の広いタイプ。
お料理の味を包み込むように利くやさしい塩味。
そのため、塩辛さだけを基準にすると「なかなか利かないな」と感じるかも知れません。
最初は、単純な塩辛味ではなく、イメージとして「海水のような味」を加えると思ってお使い頂くのがコツです。
- 内容量 : 500g
- 原材料 : 海水(ベトナム・カンホア)
- 原産国 : ベトナム
カンホアの塩 石臼挽き 150g
一番溶けやすく、最も使用範囲の広いタイプ。
お料理の味を包み込むように利くやさしい塩味。
そのため、塩辛さだけを基準にすると「なかなか利かないな」と感じるかも知れません。
最初は、単純な塩辛味ではなく、イメージとして「海水のような味」を加えると思ってお使い頂くのがコツです。
- 内容量 : 150g
- 原材料 : 海水(ベトナム・カンホア)
- 原産国 : ベトナム
カンホアの塩 結晶のまま 150g
【結晶のまま】は、収獲した天日結晶そのまま。
「カンホアの塩」原型です。
トッピング、お酒のアテ、飾り塩などにどうぞ。
- 内容量 : 150g
- 原材料 : 海水(ベトナム・カンホア)
- 原産国 : ベトナム
カンホアの塩 焼き塩 100g
石臼挽きを釜に入れ、石窯で3日間焼きました。
石窯による高温焼成により、味は一段とデリケートにやさしく、
サラサラも長持ち。
振り塩・添え塩、たま食卓用に。
- 内容量 : 100g
- 原材料 : 海水(ベトナム・カンホア)
- 原産国 : ベトナム