にじゆら
注染手ぬぐい ポインセチア
クリスマスシーズンに欠かせないポインセチアがツリー状に大胆に描かれています。鮮やかな赤と葉っぱの緑のコントラストが目を引きます。
クリスマスシーズンにオススメの手拭いです。
※注染(ちゅうせん)とは、明治後期から続く日本独自の染め方で、世界でも類を見ない独特の技術です。型紙の上からひと型ずつ防染糊を置き、じゃばらに折りたたんだ生地の上から染料を充分注ぎ込むと、裏表なく染め上がります。そのため、機械プリントでは出せない注染独特のにじみや柄の輪郭のゆがみなどの風合いが生まれます。また、注いで染めるという染め方なので、ぼかしや濃淡も表現できます。職人の熟練した技術を必要とするため、現在注染の技法で染めることのできる工場は数えるほどしか残っていません。これからも大切に守っていきたい、日本の技術です。
にじゆらのこと
にじゆらは、大阪にある「ナカニ」の手ぬぐいブランドです。ナカニは昭和41年創業の注染工場。染色の方法の特徴よりも、価格の競争という中、手ぬぐいはもうだめだとかいわれている中、「にじゆら」ブランドを立ち上げ、注染の技法を守ってきました。
伝統的な技法を守りながら、今にあった柄のデザイン、使い方を提案してくれています。